少年少女科学アカデミー

県内中学生向け「少年少女科学アカデミー アドバンスドプログラム」を開講しました!

 本校では、1225日から27日にかけて宮崎県内の中学生を対象とした「都城高専少年少女科学アカデミー アドバンスドプログラム」を開講しました。
 アドバンスドプログラムでは、中学生10名を本プログラムの受講生として迎え入れ、「SDGsアイデアソン in 都城-あなたのアイディアが"宮崎県"から"世界"を変える。高専の技術で未来の産業を創ろう!-」と題してアイデアソンを実施しました。

※『アイデアソン(Ideathon)』とは、アイディア(Idea)とマラソン(Marathon)を組み合わせた造語で、今回は、宮崎県の産業に関するテーマを設定して、編成したチームで新たなアイディアを創出するための討論を行い、チーム毎に最終発表を行い、そのアイディアを競うコンテストを開催。

 受講生は、「SDGs(持続可能な開発目標)」、「宮崎県の産業」及び「2050年の日本と世界の未来」などに関する説明を受けた後、都城高専の4学科(機械工学・電気情報工学・物質工学・建築学)の学生の視点でアイディア出しを行うロールプレイングや、アイディア創出のトレーニングを行い、宮崎県の産業が抱える問題点の解決策について、チームを編成して学科横断型の複合的な視点、かつ、SDGsで掲げる17の目標との関連付けを念頭にした新しいアイディアを創出するため、熱心にグループワークに取り組みました。各チームには本校の学生(4年及び5年生)が加わり、受講生のアイディア出しや発表のまとめなどを細部にわたりサポートしました。
 最終日の発表会では、受講生から地域の問題点の解決、及びSDGsの目標達成の観点からアプローチしたユニークなアイディアが次々と発表されました。発表毎に教職員及び聴講者による審査が行われ、「最優秀アイディア賞」、「優秀アイディア賞」及び「相互評価賞」をそれぞれ選出し、少年少女科学アカデミー長より賞状が授与されました。また、最終日まで受講した受講生全員に修了証書が手渡されました。
 受講生からは「高専生や他の受講生の協力により批判的思考力や協力・協調する力が非常に向上した」、「問題を解決する力など、色々な力を向上することができ、また来年も参加したいと思える良い体験だった」、「この3日間で学んだことを中学校でも活かしていきたい」「高専に進学したいと思った」などの嬉しい声が寄せられました。
 今後も本アカデミーの趣旨である「早期技術者教育及び新産業を牽引する人材育成のための小中学校・高専一貫教育システムの構築及び実施」をより一層推進し、高専教育を地域に向けて広く発信していきます。

【最優秀アイディア賞】
チーム名 となりのトトロ
アイディア名 GBCコネクトプロジェクト
チームメンバー 木田 実里(きだ みさと)さん   (延岡市立土々呂中学校2年)
臼井 駿平(うすいしゅんぺい)さん (祝吉中学校1年)
瀬戸口 大樹(せどぐち たいき)さん(機械工学科4年)
内山 嘉希(うちやま よしき)さん (物質工学科4年)
森山 介登(もりやま かいと)さん (物質工学科4年)

 『最優秀アイディア賞受賞チームのマインドマップ等の成果は、こちらをご覧ください

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本プログラム説明、アイスブレイク、ロールプレイング及びグループワークの様子
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各チームの発表の様子

R01_14.JPGチーム「フェニックス」

R01_15.JPGチーム「フィールド」

R01_01.JPGチーム「ミルクティー☆」

R01_01.JPGチーム「となりのトトロ」

【最優秀アイディア賞を受賞!】

R01_01.JPG受講生の皆さんと本校学生との記念撮影

情報公開責任者: 少年少女科学アカデミー長