学生サポート

保健管理・指導

保健室

DSCN1846.JPG学生と談話中の看護師

今や本校学生にとって欠かすことのできない保健室と前田看護師。明るく開放的な室内には常に多くの学生達が集い語らう姿が見られます。

保健管理

本校では、学生の保健管理のために保健室を設け、看護師が学生の日常生活の健康相談に対応しています。応急手当等のほか、健康上必要な助言・援助も行っています。また、病気等で保健室で休養している学生については、担任および授業担当に学内メールで連絡しています。

毎年4月には、定期健康診断のほか、歯科検診、心臓検診、胸部X線撮影(間接)、検尿を実施して学生の健康状態を把握し、精密検査の必要な者には本人に連絡すると共に保護者にも通知するなど、健康状態のチェックには万全の体制をとっています。体育授業、クラブ活動、競技会等において、要注意者には徹底した事前指導を行っています。

健康診断受診状況を 表-1に示します。胸部X線撮影、心電図は新入生及び編入生、検尿は全学生をそれぞれ対象として実施しています。

近年、胸部X線撮影で要管理者と診断された学生は出ていません。心電図と検尿の診断結果では要管理者がいるため、該当者には看護師と担任から本人に対し、専門医の診断を受けるように指導するとともに、健康管理について特に注意するように指導しています。心電図の要管理者については、体育の授業担当教員にも連絡し、注意深くチェックする体制を整えております。

校内で発生した負傷の時間帯別件数、負傷内容別件数を表-2及び-3にそれぞれ示します。負傷のうち、内容別では骨折が多く、クラブ活動時に発生したものが多いことがわかります。本校ではこの様な学校管理下にある学生の負傷、不慮の事故等に対応して、学生全員に「日本スポーツ振興センター保険」「学生傷害保険」に加入させて万一の場合に備えています。表-3に示されたように、クラブ活動を含め学校管理下における負傷件数は例年数多いことがわかります。不慮の傷害に際し、多額の医療費に対する保護者の負担がこの保険制度により軽減され役立っています。また、学生の学校管理下における事故に対する補償、およ び、学生の教育活動中の事故により、学校に法律上の損害賠償責任が発生した場合の対策として、本校は平成4年度から学校管理者賠償責任保険に加入しています。

表-1 定期健康診断受診状況 (単位:人)
区 分   H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度
X線
(間接)
受診者 165 164 165 162 165
要精密検査 0 0 0 0 0
要管理者 0 0 0 0 0
心電図 受診者 165 164 165 162 165
二次検査 8 9 4 4 1
要管理者 5 2 0 2 1
検尿 受診者 844 846 830 833 848
二次検査 28 32 35 29 45
要管理者 2 4 4 3 7

注 対象者
※X線は新入生及び編入生に実施。
※心電図は、新入生及び編入生。
※検尿は、全学生。

表-2 負傷時間帯別件数 (単位:件)
区  分 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度
クラブ活動 20 10 8 11 4
体育 9 6 4 5 3
その他の授業 1 0 1 0 0
行事 7 5 2 3 1
実験実習 1 1 0 1 1
登下校 1 6 2 4 1
休憩時間 1 2 1 2 1
2 0 1 1 0
42 30 19 27 11
表-3 負傷内容別件数 (単位:件)
内 容 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度
骨折 9 8 7 4 1
捻挫 8 6 3 3 2
脱臼 0 0 0 0 0
挫切創 6 4 3 2 5
靱帯創 4 4 5 10 1
打撲 6 3 0 4 0
0 0 1 0 0
0 3 0 1 0
熱傷 0 0 0 0 0
その他 9 2 0 3 2
42 30 19 27 11

一方、現在女子学生数が200名を超え、男女間の交際の在り方や性教育が重要な問題となっています。放課後暗がりにいるカップルなど目に余る男女交際の形態については、その都度、学科・学年・氏名を記録して注意するとともに担任へ連絡し、改善されない場合には双方の保護者を召喚して指導しています。

情報公開責任者: 学生課長