タイ王国(バンコクとアユタヤ)へ見学旅行!!(GEMS2025「海外活動支援事業」)
令和7年9月3日(水)~9月11日(木)、令和7年度「高専生の海外活動支援事業(主催:高専機構本部)」の助成を受けて、機械工学科5年生6名と専攻科生6名がタイ王国・アユタヤでの工場見学および英語での学術研究発表会(GEMS2025)に参加しました。
9月5日(金)、ミネベアミツミ株式会社様タイ工場のひとつであるアユタヤのNMB-Minebea Thai Ltd. (Bang Pa-in(バンパイン)工場)の見学(写真1)を行いました。小型モータ部品、自社利用の金型製造(内製)、ハードディスク部品、そして材料解析・検査などの分析業務施設を見学(写真2と3)しました。日本人技術者との座談会(写真4)も実施されました。タイの方々との会話や海外勤務の苦労話などをお聞きすることができました。
工場見学後にアユタヤ遺跡(14世紀頃のスコータイ王朝)見学と一部の学生はエレファント公園でのゾウ乗り体験など(写真5と6)を体験しました。
9月8日(月)・9日(火)、アユタヤKameoホテル(写真7と8)での国際ワークショップGEMS2025に参加しました。これまで英語だけで行われる学術研究発表会を経験したことがなく、全員緊張した表情でポスター発表に臨みました。タイ王国のThai-Nichi Institute of Technology(日本名:泰日工業大学)の教員3名と工学部学生3名が参加しました。基調講演として豊橋技術科学大学の三浦博己教授から「Evolution of Heterogeneous Nanostructure and Strengthening of Caliber-Rolled Cu-Zn System alloy bars(溝圧延加工を施されたCu-Zn系合金棒のヘテロナノ組織変化と強化)」が発表(写真9)されました。また今回のGEMS2025は10年目の節目を迎え、都城高専機械工学科の高橋明宏教授から「10th year anniversary for GEMS」と題した発表(写真10)が行われました。学術研究ポスター発表や食事会などを通じて盛んに学生交流が行われました(写真11と12)。タイ旅行期間全体を通じて学生達は異国情緒を存分に味わうことができました。