機械工学科

機械工学科教職員の研究グループが産学連携で第9回「ものづくり日本大賞」(九州経済産業局長賞)を受賞しました!

 機械工学科の高橋明宏教授(機械工学科)と山元直行先生(技術支援センター)が、産学連携グループの株式会社清水製作所宮崎および九州工業大学とともに令和4年度第9回「ものづくり日本大賞」を受賞しました。経済産業省、文部科学省、国土交通省、厚生労働省の連携による長期審査を経て、画期的な接合手法の確立とスーパーコンピュータ用冷却配管部品への開発につながったことが高い評価を得ました。図1は今回の新接合手法を示したものです。配管の気密性を高めつつ、接合強度も確保できました。図2は汎用アーク溶接よりも優れた点を示したものです。第二円筒を狭い範囲で接合できるため、コンピュータで生じた熱が配管に流れる水によってすばやく冷却できます。現在、重要冷却部品として実用化されています。


【受賞テーマ】ステンレス等の高品質製品組立を実現する瞬間的リングプロジェクション溶接技術の開発

図1 新接合方法の概略図

図2 従来溶接との比較

表彰式での高橋教授と山元先生

情報公開責任者: 機械工学科長