一般科目は全学科共通の人文科学・自然科学の教育を行います。また、１、２年生の学級担任を担当します。
全学生が共通に学ぶ一般科目は、本科全体の総時間数の半分弱を占めています。人間として、また社会人として必要な知識・教養を身につけることと、機械・電気情報・物質・建築の各学科に共通する学問の基礎を養うことを目的としています。高校と大学の間にあるような授業内容の重複を避けつつ、専門科目との関連も考慮し、５年間を通じて効果的に科目を編成しています。低学年では、高校の学習内容に相当する数学・英語・国語をはじめとした科目が設置されており、外国人講師による英会話の授業もあります。高学年では、国際文化論など大学の教養課程と同等の内容も学べます。授業に加えて、１学年から３学年までは特別活動の時間が毎週設けられており、講演会、担任の講話、学校行事に関する活動などを通じて豊かな人間性と社会性の涵養を目指しています。
専攻科では、基礎工学および専門工学を学ぶのに必要な基礎能力の充実に向けて、数学・物理・情報処理関連の科目が開講され、国際社会に貢献できる高度な社会性の育成に向けて、英語をはじめ人文・社会科学系の諸科目が開講されています。