建築学科

国家試験「2級建築施工管理技術士学科技術検定(後期:11月)」に14名が合格!

 前期6月受検に引き続き、令和4年11月13日(日)に、熊本県にある東海大学・熊本キャンパスが会場となり、国家試験「2級建築施工管理技術士学科技術検定(後期:11月)」が実施されました。 コロナ感染症対策等により、全員の受検はできませんでしたが、令和5年1月20日(金)に合格発表があり、本校の学生14名が合格していました。

なお、次に体験談を掲載します。受検者自らの体験をとおしての気持ちが少しでも伝われば幸いです。

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〈受検生の体験談〉: 本科2年  末広あい莉  
 私は、将来、建築士を目指したいこともあり、この2級建築施工管理技士学科検定は、工業高校生も在学中に取得するということを聞き、また同じ部活の先輩も、殆ど資格取得していることもあり、受検しようと思いました。  
課外の受検対策講座を受講してみると、思ったより難しく、建設現場で実務を経験していないため、内容を理解することが難しく、徐々にやる気もなくなっていきました。  
学習しなければと思いつつも、「まっ、今日はいいや」と先延ばしして、本試験1ケ月くらい前には、先生に「合格など、もう無理です。今回は受検するのを止めたいです。」と相談に行きました。 すると「そうしたいのなら、それでいいけど・・・。あのね、皆、気持ちには波がある。合格した学生も、ホームページに掲載されている体験談の中で、もうダメだと諦めようと何度も思ったと書いている。
ちゃんと見なさい。そして、気持ちを切り替えなさい。・・・
諦めるのは、試験会場で受検して終わってからで十分間に合うよ。」と諭されました。
改めて、「また、一から頑張ろう!」と、心に火がつきました。
しっかり計画を立て、焦らずにじっくり勉強すると、案外、苦ではなく、知識が得られて 楽しいと思うようになりました。
また、一緒に受検する仲間もいたことで、声を掛け合い、モチベーションも上がってきました。徐々に自信が沸いてきて、受検1週間前には不合格になる気がしないほど、学習に集中できたと思いました。
受検後の自己採点では、9割程度得点できていたので安心しました。
今回の受検をとおして、ただ単に国家試験の合格だけでなく、自分の「気持ちの波」を知ることができました。
学校での定期考査と違う、長期戦である国家資格受検対策で、その大変さ・学習の仕方・ノウハウの一部や自らのモチベーションの保ち方なども、自らの体験をとおして学べたと思います。
未だチャレンジしていない学生へ、是非、お薦めしたいです。

歓談の様子

第一次検定を合格した皆さんと  和田校長(前列左)、            指導教員の横山准教授(後列右)

情報公開責任者: 建築学科長