建築学科

「宅建士」に、本校2年生がみごと合格!

 10月16日(日)本県においては、宮崎大学教育学部が試験会場となり実施された国家試験「宅地建物取引士」を、本校生が受検していました。11月22日に結果発表があり、今年度は、全体合格率17%でしたが、本校建築学科2年生が合格していました。  
 なお、次に、受検体験談を掲載します。受検者の気持ちが少しで伝われば幸いです。

  【 受検体験談:建築学科2年 酒井瑞月 】

 僕は、4月から「2級建築施工管理技士学科」国家受検対策の講座を受けていた。 7月中旬頃、突然、先生から「君の学習の仕方は成っている。宅建士はレベルが高いが、 今からでも、チャレンジしてみないか?」と声かけられた。
 僕は、その時、数学検定1級の受検も控えており、夏場から秋にかけての各種陸上大会、 11月にはその国家資格の受検を予定していた。
有名な(大人の)難度の高い国家試験を、今から3ケ月間学習したくらいでは合格できないと思い、とりあえずその場は保留にしたが、改めてよく考えるとサポートしてくださる先生や上級生・下級生を問わず切磋琢磨できる環境がないと、永遠に無理だろうな~と思うようになり、その日のうちにチャレンジすることを決めました。
 学習は、宅建業法だけでなく、他の沢山の法律を覚え、法律の解釈など読解力も必要で あり、全国で銀行員などの金融機関や不動産関係者など約28万人が受検する本格的な国 家試験は、さすがに難しいと感じながら学習しました。 先生は「宅建は1次だけ。書いてあるのが正しく読めれば何とかなる。一級建築士は、二次でプランニングが試され、そっちがよっぽど勉強しづらいよ。」と時々激励され、初志貫徹。初めての国家試験で折れるわけにもいかず、何とか最後まで頑張れました。
 宅建受検後、約1ケ月間は、学校の教科も、11月の国家受検対策も、全くやる気が出ないほど(疲労困憊?)でした。
11月22日の発表により、「宅建士」合格を確認できて、やっと嬉しくなりました。
 宅建士は、法的な契約行為など通じて、日常生活で役に立つことが多いので、建築学科の学生だけでなく、誰でもお薦めです。
但し、中途半端な(覚悟や学習環境等の)状況では厳しいかもしれませんので、覚悟を決めて取り組む必要があると思います。

(左から)小原教授、和田校長、酒井 瑞月さん、横山准教授

情報公開責任者: 建築学科長