PICKUP NEWS

(2月10日)FD研修を実施しました

今回のテーマは「well-beingの視点から初年次教育を考える」で、令和6年11月23~24日に鹿児島高専で開催された、「九州沖縄地区(第5ブロック)国立高等専門学校初年次教育を考えるワークショップ」に参加した教員が中心となって実施しました。

清山総務企画主事による司会のもと、校長が挨拶し、最初に松川兼大先生から、早稲田大学の札野順先生が行った基調講演「人と社会のwell-beingを志向する技術者教育(Positive Engineering Education PE2)のすすめ」の報告が行われました。※「PE2」の"2"は上付き文字

続いて美坂里紗先生から、秋田高専の事例紹介(学生の学習習慣や学習意欲をフォローするために、一緒にいる学生同士でピアサポートできる体制を構築する取り組み)のあと、参加教員2~3人でグループになり、「言いたいことを相手の気持ちに配慮しながら(アサーティブに)伝えるためのコミュニケーション」を体験するワークショップを実施しました。

事後のアンケートでは「HR等で一度は取り組んでおきたいことと感じた」や「本校学生はwell-beingの視点から科学技術を考えているように思うが、レポートや課題に追われて余裕がなく、失敗も許容できない雰囲気で、高ストレスの状態が長く続いてしまっているのでは」といった意見が挙がりました。

これからも本校教職員が力を合わせて、学生が入学してよかったと思えるような雰囲気づくりに努めて参ります。

田村校長の冒頭挨拶

松川先生による基調講演報告

美坂先生による事例紹介

ワークショップの様子

情報公開責任者: 学生課長