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宮崎空港ビル株式会社と包括連携協定を締結しました

本校は、令和6年3月29日(金)に宮崎空港ビル株式会社と包括連携協定を締結いたしました。

本協定は両者の包括的な連携により、それぞれの資源や機能の活用を図りながら、幅広い分野で相互に協力し、教育・研究、地域社会および地域産業の振興と発展に資することを目的としています。

<本協定に基づく連携事項>
①地域振興、地域の課題解決及びそれらに関すること。
②技術・文化的な人材育成に関すること。
③教育・学術研究に関すること。
④両者の社会認知を高める取り組みに関すること。
⑤その他協議し、合意した事項に関すること。

<具体例>
①宮崎空港ビルが進める南国リゾートの景観維持等の課題に対し、都城高専のロボット技術等を活用した社会実装研究、それらに関わる活動の実施。
②宮崎空港ビルが管理する施設における都城高専の学生のインターンシップ体験、空港の設備やサービスの改善等に係る提案。
③相互の社員や学生等の資質向上に関する研修、セミナー、イベント等の開催。

締結式では、宮崎空港ビル株式会社の長濵 保廣会長より本協定を締結するまでの経緯に関する説明がありました。
経緯としては、空港周辺のワシントニアパームの枝葉の剪定に多額の経費がかかることから、都城高専の学生たちのアイディアを使って剪定ロボットを開発することはできないかと宮崎空港ビルから提案されたことから、今回の協定が実現しました。

続いて、本校田村 隆弘校長より、「是非実現に向けて頑張っていきたい。高専と空港との協定は全国高専でも初めてのことなので、今後に繋がるようロボット開発をはじめとしたさまざまな取り組みを進めていきたい。」と挨拶がありました。

また、本協定には宮崎空港ビルでのインターンシップ等も盛り込んでおり、ロボット開発以外でも相互に協力していきます。実現に向けて、相互協力しながら学生のアイディアが少しでも地域貢献につながることを期待しています。

これまでの経緯を説明する宮崎空港ビル株式会社 長濵会長

挨拶する田村校長

締結式の様子

(左から)長濵 保廣会長、 永山 博康社長、田村 隆弘校長、高橋 明宏校長補佐

情報公開責任者: 総務課長