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本校学生がWiCON2022で「原木シイタケ生産技術伝承大賞」を受賞

本校の学生4名からなるチームが総務省主催の高専ワイヤレスIoTコンテスト2022(以下「WiCON 2022」)において、
「原木シイタケ生産技術伝承大賞」を受賞し、5月25日に東京国際会議場で開催されたWTP2023(ワイヤレス・テクノロジー・パーク2023)にて成果発表を行うとともに表彰式に出席しました。

WiCONは、総務省が、電波の有効利用とIoT分野における若手人材の育成を目的として、高専学生を対象に、
地域課題の解決等に資するワイヤレスIoTと第5世代移動通信システムの活用方策のアイデアを募集するコンテストで、
本校からは電気情報工学科に所属していた倉永 隆太さん(令和5年3月卒業)をチームリーダーとするグループの提案
「宮崎の原木シイタケをどげんかせんといかん~IoTを用いた原木シイタケ生産技術の伝承」が採択され、
宮崎県林業技術センターと共同で、県内6箇所の生産農家様の協力のもと、1年間の技術実証を行ってきました。

近年、原木シイタケ生産者の高齢化が進み、生産技術の伝承が困難になっているという課題を解決するため、
本提案では生産地の環境データをセンサーで自動計測し、可視化するシステムを構築しました。
このプロジェクトにより、林業におけるICT/IoT化の有用性が明らかになり、
当県の特産物である原木シイタケの持続可能な生産に貢献することが期待されます。
この取り組みはプロジェクトが終了しても継続されており、今後の更なる研究の発展が期待されています。

ブースでの成果報告

成果プレゼン

表彰式

校長へ成果報告

校長への報告の様子

情報公開責任者: 総務課長