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九州総合通信局の九州通信局長らが来校されました

 11月2日(火)に九州総合通信局の布施田英生 九州通信局長、 岡﨑浩幸 放送部長及び猪俣浩昭 電波利用企画課長が来校され、電気情報工学科の学生が採択されている総務省主催の高専ワイヤレスIoTコンテスト2021(以下「WiCON」)について、和田清 校長、指導教員の電気情報工学科 臼井昇太 准教授等本校関係者と意見交換を行いました。
 WiCONは、総務省が、電波の有効利用とIoT分野における若手人材の育成を目的として、高専学生を対象に、地域課題の解決等に資するワイヤレスIoTと第5世代移動通信システムの活用方策のアイデアを募集するコンテストで、今年度、電気情報工学科5年の菊地 伸吾さんをチームリーダーとするグループの提案「IoTの力で楽しい日本の畜産の未来を提供する~RAKU☆CHIKU」が採択されました。
 本提案では、地域の畜産業従事者が抱える問題解決のため、家畜が食べる飼料の残量に着目し、これを計測し可視化するシステムを構築して、このシステムで得られたデータから飼料の残量を予測し、自動発注することで畜産農家の負担軽減を図ることを目標としており、臼井准教授から、開発の経緯に関すること、現在、計測装置が完成し、宮崎県畜産試験場川南支場等の協力の下、11月から実証実験を開始する予定であることの説明がありました。 
 学生の取り組みに関すること、データの可視化技術に関することや、高専の状況等について、活発な意見交換を行い、最後に布施田局長から成果発表会を楽しみにしているのでぜひ頑張ってほしいとの激励のお言葉を頂きました。

布施田九州通信局長(前列中央)、 臼井准教授(前列段左)、岡﨑放送部長(前列右)、和田校長(後列中央)、宮成事務部長(後列左)、猪俣電波利用企画課長(後列右)

製作した機器について説明する臼井准教授

情報公開責任者: 総務課長