公開日時:2018年08月30日
モンゴル高専生の日本におけるインターンシップを実施しました
国立高専機構は、中学卒業後から5年一貫で実践力を鍛える独自の教育システムをアジアの国々に展開し、現地で優秀な若者を育成することで、その国の「ものづくり」を支援するとともに、人材獲得につなげるための新たな取り組みに乗り出しています。
4年前、モンゴルの首都ウランバートルに、3つの高専を開校し、現在、およそ700人が学んでいます。
昨年度からは、本校が幹事校となり、モンゴルの3つの高専に対して、教員の研修、実験・実習用機材の整備、インターンシップ等の教育支援を実施しています。
今回、モンゴルへの教育支援の一環として、宮崎県内の企業5社において、以下のとおり、モンゴル高専生のインターンシップを実施しました。
インターンシップ期間中、それぞれの受入企業において、電子回路の組み立てや建築模型作成、現場見学、ITエンジニアによるプレゼンの聴講など、さまざまな研修が実施されました。参加したモンゴル高専生からは、「日本の企業で学んだ先進的な技術を活かして、目標とする専門家になりたい」と、将来の夢に対する意気込みが語られ、短い期間ではありましたが、多くの貴重な体験ができたようでした。
この事業は、モンゴルでの「ものづくり」を支援することが目的ですが、将来的には、日本企業の人手不足の解消にもつながることが期待されます。
【受入れ企業とインターンシップの様子】
情報公開責任者: 校長補佐(国際交流担当)