国際交流センター

本校専攻科生がアメリカにてCell Bio2024 (米国細胞生物学会・欧州分子生物学会合同大会)で研究発表を行いました。

アメリカ合衆国サンディエゴで開催されたCell Bio 2024 (米国細胞生物学会・欧州分子生物学会合同大会)において、本校専攻科 物質工学専攻2年の中原彩希さんと牧原有希さんが専攻科特別研究の研究成果をポスター発表しました。

両名は事前に発表内容が認められ、学会のTravel Grantを受けた上で参加しました。発表当日は90分間のセッションで、ポスターの前には多くの参加者が集まりました。英語での説明に最初は苦労する場面も見られましたが、次第に自信を持って対応し、質問にも積極的に応じることが出来ました。初めての国際学会ということで緊張していたものの、後半には堂々とした様子で笑顔を交えて発表を進めることが出来ました。

帰国前には学生たちから「学会が一番楽しかった」との感想があり、この経験を通じて研究や国際的なコミュニケーションに対する自信と意欲が高まったことが伺えました。

参加した学生の感想

今回の渡航目的である国際学会参加の経験は、私たちにとって非常に意義深いものでした。自分の英語力に自信がない中での挑戦でしたが、参加者の方々は私たちの発言に耳を傾け、意見や質問を投げかけてくださり、温かい雰囲気の中で交流を楽しむことができました。

英語という壁を理由に消極的になることなく、自分の意見を表現しようと努めた結果、多くの学びを得ることができました。挑戦することで新たな経験を積み、自分の成長を感じられる瞬間がありました。また、英語の必要性を改めて認識しました。学会のような国際的な場では英語が共通言語となり、円滑なコミュニケーションの鍵となります。今後さらに語学力を磨き、自分のアイデアをより効果的に伝えられるよう努力していこうと思いました。

さらに、相手をリスペクトすることの重要性も学びました。参加者同士がお互いを尊重し合い、異なる視点や意見を歓迎する姿勢に感銘を受けました。このような態度は、議論を深め、より良い学びの場を作り出す基盤になると感じました。

この経験は、挑戦することの価値や、国際的な場でのコミュニケーションの在り方について多くの気づきを与えてくれました。大学院でも積極的に挑戦を続け、自分自身の成長につなげていきたいと思います。
最後になりますが、今回このような国際学会参加という大変貴重な機会を作ってくださった野口太郎先生、また渡航費用の支援をしていただいた学会運営の方々と高専機構の皆様に心から感謝申し上げます。

Cell Bio2024会場にて

Cell Bio2024会場の外観

ポスター発表の様子1

ポスター発表の様子2

情報公開責任者: 国際交流センター長