国際交流センター

さくらサイエンスプランにてオンライン交流(キャリア教育)を実施しました

 2021年1月18日から23日までの6日間、さくらサイエンスプランの支援を受け、ZOOMによるオンライン形式で交流プログラムを実施し、モンゴルにある3高専(モンゴル科学技術大学付属高専、新モンゴル学園高専、モンゴル工業技術大学(IET)付属高専)から総勢30名の学生と、都城高専の学生9名(モンゴルからの留学生1名を含む)並びに、モンゴル及び日本の教職員約10名が参加しました。

 今回のプログラムでは、【「モノづくり」をキーワードとした都城-モンゴル3高専共同の実践的技術者キャリア形成】をテーマとし、「モノづくり」を日常としている本校の学生との交流を通じて、日蒙の学生双方のキャリア教育を行いました。

 1月18日から20日は、モンゴルの学生と日本の学生混合の小グループに分かれ、お互いの国のキャリア等について深く語り合いました。ロボット制作などの技術的な話題では、共感し合うことができ、国が違っても差はないように見受けられました。

 1月21日から22日は、高専機構本部茶山ファシリテーター及び、本校久保特命教授、建築学科卒業生2名に「働くこと」についてご講演いただきました。最終日の1月23日は、モンゴル3高専を卒業し、現在日本の企業(第一工業製薬(株)及び大淀開発(株))で働いている先輩方4名に、「日本で働くことの楽しさ、大変さ」についてご講演いただきました。モンゴル国の学生はメモをとり、積極的に様々な質問をするなど、それぞれ2時間の講演会が有意義な時間となりました。

 6日間にわたる初めてのオンライン交流でしたが、「時間が足りなかった」、「また開催してほしい」という声がモンゴルの学生や教職員から聞かれ、今回の交流を通じて、今後の交流の増加や、日本への来日に繋がること及び、日蒙双方の実践的技術者の育成が更に促進されることを願っています。

1月23日キャリア支援情報講演会の様子

情報公開責任者: 国際交流センター長