Information
渡航前の準備
世界に目を向けて一歩踏み出す勇気
01 Your own orijinal work
実践力が高い人は世の中にある様々な情報を「自ら」の手でつかみとります。そして、自ら得た「情報」と、様々な「経験で得ら れた知識」に基づいて、即座に自分のおかれている状況を分析して次のStepに移すことができます。経験で知識を得るためには、 何事に対しても失敗を恐れず「柔軟に前向きに心素直に」自分の道を歩んでいくことです。留学をすると多様な考え方を受け入れ ることができるようになり、広い視野で世の中を見渡せることができるようになります。必然的にChallenging spirit・Mental toughness・Flexibilityを身につけることができるからです。そして、世界中の美しい景色・美しい香り・美しい人々の心などに触れ ると感受性が高まり、想像力が豊かになります。
高専で学んだ「創造力=知識と技術」、留学を通して学んだ「想像力=経験と思考」は |
02 Networking with people
高専での学生生活から少しだけ世界に目を向けて一歩踏みだしたとき、そこには多様な⾔語や異なる⽂化、異なる価値観を持つ 人々が存在します。多様な国の人たちと交流をして意思疎通を図るときに大切なことは、人との関わり方です。まずは「相手の気持ちや考えを尊重」してから自分の意思を伝えることを心掛けてください。 人は一人では大きなことを成し遂げることはできません。だからこそ、世界に目を向けたときには、高専や日本だけでなく、世界 中の人々とのつながり(Networking)が大切になります。もしかしたら、留学で築き上げた人脈が「Global entrepreneurship」に発 展して、協働して課題解決に取り組むことにつながるかもしれません。
03 Preparation for studying abroad
留学をするために必要な準備は
❶ 計画(目的)を立てる【なにを学ぶために留学をするのか(せっかく留学するのに語学だけでいいのかなぁ??)】
❷ 課題を発見する 【留学をするために必要な、自分に足りないことはなに??】
❸ 課題を解決する 【足りないことを克服するために、どのような行動をおこせば解決できる??】
❹ 心と身体を管理する 【行動するときに、自分の心と身体のケアはどのように管理する??】
などが挙げられます。
留学前の段階から、必然的に「計画立案力」・「課題発見力」・「課題解決能力」・「自己管理力」を身につけることができます。「渡航先」・「留学時期・期間」・「予算」も含めて、安全に渡航するための準備を行ってください。
渡航の準備
- パスポート(旅券)を取得する。
取得した後、パスポート(旅券)は、渡航中も紛失しないよう、保管には十分注意しましょう。
※外務省ページ「パスポートについて」 - 海外旅行保険へ加入する。
海外旅行中、たとえ万全の注意を払っていても、事件や事故に巻き込まれる可能性はないとは限りません。予期しないトラブルに備え、海外旅行保険には必ず加入しましょう。 - 派遣留学生危機管理サービス「OSSMA Plus」へ加入する。
本校は「派遣留学生危機管理サービスOSSMA」の契約をしております。海外渡航前に学生が加入することで、現地での医療支援や事件・事故発生時の安否確認などOSSMAヘルプラインを通じて様々なサポートを受けることができます。 - 渡航先国の国際情勢の動向について、情報収集を行う。
渡航先国の国際情勢の動向(テロ、治安情勢、自然災害、流行病等)について、「外務省海外安全ホームページ」等を利用して情報収集を行う。外務省が発出している危険情報レベルが「1」以上の国については、渡航を中止してもらう場合があります。
※外務省海外安全ホームページ - 外務省の渡航登録システムに登録する。
外務省渡航登録システム「たびレジ(3ヶ月未満)」または「在留届(3ヶ月以上)」に必ず登録する。
※外務省渡航登録システムページ - 学校に「海外渡航届」を提出する。(Formsによる提出)
Formsの海外渡航届を入力し、渡航先、渡航期間、滞在先住所、日本国内の緊急連絡先等を学校に必ず知らせる。
学内手続き(学生課)
留学に際しては都城工業高等専門学校での学籍上の手続き(留学願、休学願、海外渡航届など)が必要な場合があります。学籍 上の取扱いによって、授業料納入の有無や本学での単位認定の可否が異なりますので注意してください。
【海外渡航の際の主な学籍上の手続きについて】
●留学:留学の手続きをとる
●休学:休学の手続きをとる
上記の手続きをとらず、海外渡航する場合は、海外渡航届などの手続きを行ってください。(例:夏季休業期間を利用し、海外大学に語学留学する場合など)
トラブル対策と海外旅行保険
トラブル対策
国内外を問わず、わずかな不注意から取り返しのつかない事故を招くことがあり、思わぬところに大きな危険性が待ち受けています。さらに、海外活動においては、自然災害に加えて、渡航する国・地域の⽂化や風習に関する理解不足や治安の悪さなどの人為的な危険性があり、渡航前の準備段階から、そのような情報を収集するなどの細心の注意が必要です。
- 緊急時に備えた安否/所在確認が必要になります。
海外渡航する際には、必ず❶担任、❷国際交流センター(所属学科の担当教員)、❸総務課(国際交流担当)、 ❹学生課(教務係・学生係)に事前連絡をしてください。 - もしトラブルに遭ってしまったら、引率教員やOSSMAヘルプライン等に連絡し、Formsで学校に報告する。
- 外務省の海外安全ホームページにも下記のような「安全な海外旅行のための心得5箇条」が記載されています。 渡航前に必ず一読してください。
※外務省海外安全ホームページ「 海外旅行を予定されている皆様へ」
<安全な海外旅行のための心得5箇条>
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海外旅行保険
- 海外渡航先で不慮の事故や事件に遭遇する可能性が絶対にないとは限りません。健康に自信があっても、海外では日本と違う環境下でのストレスや疲労により、思いがけない病気にかかる可能性もあります。そういった不測の事態に備えて、海外旅行保険には必ず加入してください。
※ 外務省「海外旅行保険加入のすすめ」
日本損害保険協会 損害保険Q&A「海外旅行保険」
※ 下の表は海外旅行保険の加入によって概ね受けられるサービスの種類です。保険の種類によって受けられる保証が 異なりますので、必ず詳細を確認して、自分に合った保険に加入してください。
保障の種類
補償内容
傷害治療費用
旅行行程中でのケガの治療費用を補償(国内、海外での補償内容が異なるので注意)
疾病治療費用
旅行行程中での病気の治療費用を補償
傷害死亡
旅行行程中でのケガで死亡した場合を補償
傷害後遺障害
旅行行程中でのケガによって後遺障害を負った場合に補償
疾病死亡
旅行行程中での病気で死亡した場合を補償
賠償責任
旅行行程中に誤って他人にケガをさせたり他人の物を壊して法律上の賠償責任を負った場合を補償
携行品損害
旅行行程中に「被保険者が所有かつ携行する身の回り品」が盗難にあったり壊れた場合を補償
救援者費用
海外旅行先でケガや病気で入院して家族が現地に駆けつけた場合の費用を補償
入院一時金
旅行行程中でのケガや病気で一定期間以上入院した場合を補償
航空機寄託手荷物遅延費用
手荷物の到着が遅れて身の回り品を購入した場合の費用を補償
航空機遅延費用
航空機が遅れて宿泊代・食事代などを別途自己負担した場合の費用を補償
旅行変更費用
被保険者や同行予定者などの死亡・危篤、被保険者などの入院、渡航先での地震・戦争・テロ行為などの発生のために出国を中止または海外旅行を途中で取り止めて帰国した場合の費用を補償
偶然事故対応費用
旅行行程中の予期せぬ偶然な事故で被保険者が負担を余儀なくされた費用(交通費、宿泊代、食事代、通信費など)を補償
もしトラブルに遭ってしまったら
もしトラブルに遭ってしまったら
引率教員がいる場合
教員にトラブルの内容を伝え、指示に従って行動してください。
単身で渡航している場合
①研修プログラム等で指定の緊急連絡先がある場合は、まずそこに連絡してください。
②上記①の緊急連絡先がない場合は、OSSMAヘルプラインに連絡し、相談してください。
※OSSMAアプリをインストールするとヘルプラインのフリーダイヤルが自動登録されるので、アプリのインストールを推奨します。
フリーダイヤルは365日/24時間対応可能です。
一部の地域・国ではフリーダイヤルではない場合があります。その場合は、折り返しの電話にて対応いただけます。
③Formsで学校に報告する。
派遣留学生危機管理サービス「OSSMA Plus」
「OSSMA Plus」とは
海外渡航中に学生の皆さんと学校との間に立ち、困り事の相談が発生した場合に適切なサポートを提供します。
サポート内容についてはOSSMA Plus.pdfをご参照ください。なお、加入登録の際は右表のとおり、会費が別途発生いたしますので、ご了承ください。
サポート内容
1.渡航前の外務省「たびレジ」登録代行
2.パーソナル支援
OSSMAヘルプラインのスタッフが今できること、やるべきことを解決に向けてアドバイスします。
(対応言語:日本語、英語)
3.安否確認
安全を確認するために、会員のメールアドレスに定期安否確認メールを送ります。返信がない場合は、海外緊急連絡先に電話をして安否を確認します。
4.家族への渡航サポート
学生が海外で入院された場合など、家族・学校関係者などが現地に救援に向かう場合に、航空機や宿泊手配をします。
5.海外医療アシスタンス
①医療機関の手配 ②搬送手配 ③医療機関受信時の電話通訳 ④通訳手配 ⑤帰国搬送手配
⑥医師・看護師派遣 ⑦帰国後の日本の病院手配 ⑧各種費用の支払代行
6.健康・メンタルケア
7.弁護士紹介