少年少女科学アカデミー

少年少女科学アカデミー ベーシックプログラムを開講しました!

 令和3年8月2日から11月3日にかけて少年少女科学アカデミー ベーシックプログラムを開講しました。
 本プログラムでは、本校の学科に基づく4つのコース(ものづくりコース、プログラミングコース、実験・観察コース、まちづくりコース)があり、コース毎に1~2テーマ計6テーマを設定、それぞれのテーマに沿って本校学生及び教職員と一緒に研究体験を行うもので、宮崎県内の小中学生19名(総応募者数50名)を本プログラム受講生として迎え入れ、8月2日に開講しました。
 受講生の皆さんは、自宅のパソコン等を利用してe-learningコンテンツ等による事前の自宅学習を行い、10月23日と24日に来校して、本校学生及び教職員の指導・サポートの下、本校の施設・設備を利用した「実験・実習」とレポートのまとめ方等を学習しました(当初、「実験・実習」等は8月に実施予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で10月に延期となりました)。
 11月3日の発表会(ポスターセッション形式)では、16名の受講生が審査員(本校学生及び教職員)や聴講者を前に、当初は緊張していたものの、元気よく研究成果の発表を行い、審査員からの質問等にもしっかりと応答していました。
 表彰式ではレポートの全体構成やプレゼンテーション等複数の項目による厳正な審査を本校学生及び教職員が行い、小学生の部及び中学生の部の「最優秀賞」及び「優秀賞」として、それぞれ次のとおり選出され、受賞者に賞状が授与されました。

 ●小学生の部 受賞者
  最優秀賞 宮嵜 凛香(みやざき りんか)さん(庄内小学校5年)
  優 秀 賞  藤村 一理(ふじむら あんり)さん(東小学校6年)

 ●中学生の部 受賞者
  最優秀賞 岡元 楓(おかもと かえで)さん(西中学校1年)
  優 秀 賞  藤冨 聖夏(ふじとみ せな)さん(本郷中学校1年)
  優 秀 賞  甲斐 玄理(かい げんり)さん(沖水中学校1年)

 また、閉講式ではテーマを担当した教職員から受講の証として受講生一人ひとりに修了証が手渡されました。
 受講生からは「高専の先生との実験でとても貴重な体験ができた」「いろんなことを学べてよかった」など、受講生の保護者からは「普段は気にしてないことにも、興味を持つきっかけになったのでとても良かった」「先生方との距離感の近さが子供にとって緊張せずに実習に取り組むことが出来たようで見ていて安心した」などの嬉しい声が寄せられました。
 本プログラムでの経験が受講生の皆さんにとって有意義なものとなり、また、実験やものづくりへの関心を深め、宮崎、そして日本、さらには世界で活躍する技術者になってくれることを期待します。

01jushousha.JPG小学生の部・中学生の部「最優秀賞」「優秀賞」受賞者
(左から藤村一理さん、宮嵜凛香さん、岡元楓さん、藤冨聖夏さん、甲斐玄理さん)
02shuugoushashin.jpg受講生の皆さんと本校学生・教職員での集合写真(閉講式後)
<発表会(ポスターセッション)の様子>
03PosterSession1.JPG 03PosterSession2.JPG 03PosterSession3.JPG
03PosterSession4.JPG 03PosterSession5.JPG 03PosterSession6.JPG
<実験・実習等の様子>
●ものづくりコース テーマ:卓上掃除機を作ってみよう!
04monodukuri1.JPG 04monodukuri2.JPG
●プログラミングコース テーマ:コンピューターに画像を学習させてみよう
05Programming1.JPG 05Programming2.JPG
●実験・観察コース テーマ1:色の謎をさぐってみよう!
06jikkenkansatu1.JPG 06jikkenkansatu2.JPG
●実験・観察コース テーマ2:せんいを作ってみよう
07jikkenkansatu1.JPG 07jikkenkansatu2.JPG
●まちづくりコース テーマ1:建物に使われている材料の強さを調べよう
08machidukuri1.JPG 08machidukuri2.JPG
●まちづくりコース テーマ2:強い橋をつくってみよう
09machidukuri1.JPG 09machidukuri2.JPG

情報公開責任者: 少年少女科学アカデミー長