物質工学科

新素材・化学製品・バイオ物質が関わるあらゆる分野で将来活躍できる人材の育成を行います。

物質工学は、化学と生物が融合し、物質や生物の応用を極めることを目指す分野であり、私たちの安全で便利な生活を支えています。

 物質工学科は、「物質工学コース」と「生物工学コース」から構成されています。1~3年生において両コースに必要な一般科目や専門基礎科目を履修し、4年生において各コースに配属され、その後、共通選択科目、各コースの必修科目を履修します。コース制を導入しているため、授業や実験実習において少人数教育が可能となります。

学科概要

 最近,化学産業の分野では技術革新がめざましく,高度で多様な性質を持つ新素材やバイオ素材を生産することが可能となっています.この高機能を持った技術に対応するため,平成7年より工業化学科を物質工学科に改組しました。
 本学科では,1〜3年次に数学,物理,化学,情報処理などの基礎科目および分析化学,有機化学,無機化学,物理化学,生化学などの基礎専門科目を履修します.4年次になると「物質工学コース」「生物工学コース」の二つのコースのうち,いずれかのコースを選び,それぞれの専門科目を履修します.物質工学コースでは,物質の性質と有機,無機,高分子物質の合成についての理論と技術を履修します.生物工学コースでは,生物に関する幅広い知識と応用技術を履修します。

物質工学コース(MATERIAL ENGINEERING COURSE)

 無機,有機,高分子材料から高付加価値素材(ニューセラミックス,光ファイバー,センサー,精密化学品等)の合成,分析,物性測定,機能性評価に至るまでの基礎および応用技術を習得します。

生物工学コース(BIOENGINEERING COURSE)

 バイオテクノロジーの手法を身につけ,この技術を生産に結びつけることができ,化学工業,医薬品工業,食品工業等の研究開発,生産分野で活躍できる基礎および応用技術を習得します。

情報公開責任者: 物質工学科長