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都城高専建築学科・杉本研究室は人々の生活を豊かにするすまいづくり・まちづくりの研究を行っています。

TEL. 0986-47-1237

〒885-8567 宮崎県都城市吉尾町473-1

研究活動一覧SERVEY & DESIGN

卒業研究/特別研究

「地方都市中心市街地の再生・活性化手法に関する研究」
 (H24年度から継続研究)

衰退傾向にある宮崎県内(都城市、宮崎市、日南市、延岡市等)の中心市街地の再生・活性化をテーマに卒業研究/特別研究に取り組んでいます。
アンケート調査・ヒアリング調査(ソフト調査)及び空間実態調査(土地利用状況調査・施設分布状況調査・ファサード調査等:ハード調査)から、中心市街地の衰退要因と再生に向けたまちづくりの方向性を多角的視座より検討しています。平成27年度はサイン計画に関する研究、平成28年度は中心市街地の回遊要因に関する研究に取り組みました。


「モンゴル・ウランバートル市街地における生活・居住空間計画に関する研究」
(2001年~継続研究)

モンゴル・ウランバートル市街地に立地する集合住宅地区を対象として、生活・居住空間に関する研究を行っています。
毎年現地調査に赴き、モンゴル科学技術大学と協力して、都市・建築空間の設計と計画に関する調査研究を進めています。
都城高専建築学科とモンゴル科学技術大学建築学科の間では研究提携も結んでいます。また、モンゴルに設立された3高専(科学技術大学付属高専、新モンゴル高専、モンゴル高専)の教育・研究支援も行なっています!


     

「持続可能なすまいづくり・まちづくりに関する研究」
 (H24年度から継続研究)

地方都市の人口減少が進む地域を対象に、アクションリサ―チに基づく社会実装的研究として持続可能なまちづくり・まち育ての方法論について検討しています。
また、環境共生型のすまいの事例収集を行い、環境に配慮したすまいづくりの手法や傾向的特性、環境評価手法等について研究を進めています。
中心市街地活性化、コミュニティデザイン、福祉環境デザイン、エコロジカルデザイン等様々な観点から人々の暮らし、生活環境を豊かにするための建築・都市空間の在り方、まちづくりのプロセスを考察します。


     

「福祉環境デザインに関する研究」
 (H26年度から継続研究)

宮崎県内の高齢者向け福祉施設(老人ホームやサポート付き高齢者住宅等)を対象に高齢者の生活・居住環境(福祉住環境)について調査・研究を進めています。
また、子育て・子育ち環境や共育環境に着目し、子どもの活動実態と保育空間の関係性、子どもの遊び環境、生育環境の在り方等、幼児施設や学童保育施設、子育て支援施設に関する研究を行なっています。


     

「居住者参加の住まいづくり・まちづくり関する研究」
 (H26年度より継続研究)

H26年度は熊本アートポリスの建築群を研究対象として、主に公共施設づくりにおいて、市民参加がどのように取り入れられ、設計・計画に反映されているのかを検証し、参加のプロセスや手法について研究しています。
また、都城市における市民ワークショップを対象に参加手法やプロセスについて研究を行ないました。
H28年度は、行政・市民と連携しながら既存ストックの利活用方法や事業化手法について検討を行いました。また、リノベーションの手法を用いたまちづくり事業の推進、空き家活用等についても検討を進めています。


     

「“新しい建築”の提案」(卒業設計)
研究成果を応用した設計競技へのチャレンジ

卒業設計では学生が日頃の疑問や体験・経験を基に、これからの建築に求められることとは何かを各々が考え、建築を設計・提案します。
また、卒業設計に取り組んでいる学生や専攻科生を中心に、高専デザコンや日本建築学会の設計競技等に積極的に参加しています。

■H30年度高専デザコンin北海道 審査員特別賞(創造デザイン部門)
矢野和樹、鹿屋来未、永田匠(専攻科1年)
外園初音、仁田脇一葉(本科4年)


過去コンペ・調査研究

「モンゴル・ウランバートル市街地における生活・居住空間計画に関する調査・研究」

モンゴル科学技術大学(建築学科・ゴンチグバト研究室)と協同し、モンゴル・ウランバートル市街地の集合住宅地区を対象として、都市・建築空間の調査やアンケート調査を行っています。また、ウランバートル近郊に暮らす遊牧民の生活環境・情況を調査し、地域特性を活かしたモンゴル固有の生活・居住環境づくりについて研究を行っています。

主な既発表論文
川岸梅和,杉本弘文/集住における都市部での生活・居住環境に関する研究
-モンゴルの遊牧民と集合住宅居住者の生活意識・活動の比較からみた考察-,日本建築学会計画系論文集,第79巻,第668号,平成23年10月

杉本弘文,川岸梅和,北野幸樹,広田直行/遊牧民と集合住宅居住者の比較からみた生活環境に関する生活・コミュニティ意識の傾向的特性について  -モンゴル・ウランバートル近郊に暮らす遊牧民の生活環境に関する研究-,日本建築学会技術報告集,第14巻,第27号,pp.213~218
                                                    他


H30年度 地域貢献・社会実装プロジェクト

平成29年度より、NPO法人手仕事舎そうあいとの協同により、都城市庄内町において「地方都市における持続可能なまちづくり」を研究テーマとして実践的な活動を行なっています。
研究室の所属学生だけでなく、部活動や同好会の学生も巻き込みながら、NPOと学生が協働したカフェの運営、集いの場づくり(ウッドデッキ、ツリーハウス、茶室のデザイン・施工など)、場を活動したイベント企画・運営、空き家活用など、様々な社会実装活動に展開しています。また、庄内町における本研究室の活動は宮日新聞等に多数取り上げられています。)



H26年度 都城市・中心市街地中核施設整備 市民ワークショップ

平成26年6月から平成27年3月の期間で計5回に渡り、都城市中心市街地の中核施設整備(旧大丸跡地及びセンターモール)に関する市民ワークショップが開催されました。
杉本講師がアドバイザーを務める中核施設整備支援事業の一環として行われ、本ワークショップには多数の学生も参加し、中心市街地の未来像や施設整備方針等について活発に議論がなされました。平成26年度の卒業論文テーマとして取り上げています。また、本研究室で都城市の市街地模型を作成し、都城市に寄贈し、宮日新聞等に取り上げられました(2014年)



千葉県南房総市公共サインデザインマニュアルの策定に関するワークショップ

平成18年3月、7町村が合併して誕生した南房総市において新市の一体性の速やかな確立やまちの魅力を伝えることを目的として、市民や来訪者にとって分かりやすく、美観性と視認性に優れたサイン整備を行うためのサインデザインマニュアルが市民との協働で策定されました。(平成21年度)
マニュアルの策定にあたっては専門的な見地から日本大学生産工学部川岸研究室の協力の基でワークショップが行われ、現在、策定されたデザインマニュアルを基に、南房総市内各所にて徐々に整備が行われ始めています。


     

第22回すまい・まちづくり設計競技 『鹿島神宮門前町の再生を目指したまちづくり』

茨城県にある鹿島神宮周辺地域が設計競技の対象地となり、門前町としての景観を損なうことなくまちを再び活性化し、この地に住み続けるための住まいと店舗のあり方、そのために必要な施設を課題地内に設けるというまちの再生計画案が求められました。

㈶住宅生産振興財団会長賞(全国3位) 受賞作品


バナースペース

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FAX 0986-47-1248

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