校長挨拶

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毎日の教育活動を通じて技術のみならず、人間性・社会性・国際性を備えた創造力のある技術者を育成

都城高専は、宮崎県の南西端に位置する県内第2の人口を擁する南九州の中核都市、都城市街地の北側に広がる田園地帯であり、西方には名峰高千穂峰を望むことができる教育環境に恵まれた場所にあります。

本校は昭和39年に設置されました。現在、機械工学科、電気情報工学科、物質工学科、建築学科の4学科及び専攻科(機械電気工学、物質工学、建築学の3専攻)から構成されており、約850名の学生が学んでおります。これまでに7千名を超える卒業生・修了生を社会に送り出し、県内外の産業の発展に貢献しております。

本校は教育理念として、「優れた人格を備え国際社会に貢献できる創造性豊かな実践的技術者の育成」を掲げています。高専は、中学校卒業後の15歳から5年間で大学と同等の高等教育が学べる教育システムであり、本校教員の多くは博士の学位を持つ研究者です。研究活動を通じて、創造性豊かな実践的技術者育成を行います。さらに、毎日の教育活動を通じて、高度な技術の習得のみならず、人間性、社会性、国際性を備えた創造力のある技術者の育成に努めております。この教育理念を実現するため、「豊かな創造性」、「優れた知性」、「高度な社会性」及び「確かな実行力」を育むことを教育目標に定め、適切な教育課程の編成と少人数クラス編成、更に充実した教育研究機器・スタッフによるきめ細かな教育指導等に努めております。

また、文化やスポーツ関係のクラブや同好会の活動も盛んで、全国高専体育大会をはじめ、全国の高専で競うロボットコンテスト、デザインコンペティション、プログラミングコンテストなどに代表される課外活動で活躍できる場が多くあります。学生は、積極的に多くの課外活動に参加することにより、充実した学校生活を送ることができます。

最近の社会及び産業構造の変化に伴い、高専の新たな使命そして人材育成として地域創生への取組み、進路先が県内外に関わらずグローバルに活躍できる人材が必要とされています。本校でも、宮崎大学を始めとする県内6大学と共に地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)や「みやざきグロ一カル人材育成」事業への取組み、九州沖縄の8高専と共にアジアの高等教育機関との連携の推進、また、本校独自の国際交流等、国際的に活躍できる人材の育成にも力を入れて活動をしており、学生そして教員の相互交流のチャンスも急増しています。

高専の50年を超える継続した実践的技術者養成のための研究教育システムは、専門教育における一つの成功例として、産業界をはじめ教育界において改めて評価されています。さらには、国際的にも産業育成にとって有効な制度であるとの評価から、高専制度を導入する国も増えてきました。これからは、高等専門学校である高専は漢字表記ではなく「KOSEN」としてグローバルな高等教育機関として飛躍いたします。都城高専は、「Miyakonojo KOSEN」として世界的に活躍できる技術者や研究者を目指す中学生の皆さんをお待ちしています。

情報公開責任者:校長